疲れた葡萄を美味しく食べる Baked Grape Cake

葡萄を大量に買ったのを忘れて さらにもう一箱買ってしまった。先に買ったものは勢いが過ぎ少し疲れて見えるので 葡萄ケーキを作ることに。

以前 カンテロープ(cantaloupe)ケーキっていうのをレシピで見て 興味本位で作ったことがあった。カンテロープはマスクメロンの一種。甘いものに当たればそのままでおいしいけど そうでなければダイス状に切り ケーキ生地と一緒に焼いたら あら不思議。水分が程よく抜けて 甘みがギュッとしまったケーキへと様変わり。へー、カンテロープが美味しいケーキになるのか!と驚いた。

20代の頃 夢中になって作ったケーキの数々の多くは 私にとっての教科書、Bakingによるのだが その中に マドレーヌなどはカトルカール(quatre quarts) が基本とあった。つまり バター、砂糖、卵、小麦粉がそれぞれ同じ量(1/4 x 4)ということ。これを知っていると 大体のケーキはここから派生しているとわかる。
BAKING, アーノルド. ツァーベルト著

だから これをもとに工夫した。

ケーキ生地を 溶かかしバターの残っている鉄のフライパンに流し込み、

上に葡萄をバラバラっとのせる。ちょっと多すぎたかしら、、、。


あたたまったオーブンで焼くこと40分。ちょっと焼きが足りない感じ。


さらに10分焼いて 竹串を刺して中まで焼けていることを確認。


葡萄がケーキ生地に程よく沈み、甘〜い匂いが部屋一面に漂い誘う。


熱々だともろくて 壊れちゃった。お味は、、、


まるで リコッタチーズケーキみたい。葡萄のほんのり酸っぱさを残した甘さがギュッと詰まっている。
家族も半信半疑だったけれど 食べてみて レストランのデザートで出されても満足することだなあとご満悦。


では レシピを紹介。

葡萄の焼き菓子 by 毎日晴れ着 

オーブン 華氏350Fで あたためておく。
バター 80g
はちみつ 100g
卵 大2 (100g)
ココナツフラワー 100g
蕎麦粉 20g
葡萄 数房(特に決まりはない)
牛乳 大さじ2ほど
レモンのすり皮と果汁 1個分
ベーキングソーダ ひとつまみ
塩 ひとつまみ

作り方
1、バターを鉄フライパンに入れて溶かす。 
2、ボールに溶かしバター、はちみつ(液体状の方が混ぜやすい)、塩、卵、牛乳、粉類の順で 加えて混ぜていく。次から次へと加えるのでなく それぞれの段階で全体に混ざったら次に進む。
3、最後に固くて混ぜにくい時は牛乳をさらに加え調整する。私はヨーグルトぐらいの固さで焼いた。
4、溶かしバターがまだ残っている鉄フライパンに生地を流し込み 葡萄をのせて焼く。

ケーキ型で焼いても良い。小麦粉、アーモンドフラワーなどお好みの粉で試してみてください。

考察
クリームチーズを全く使っていないのに チーズケーキの味がしたのは 葡萄とレモンの組み合わせ(甘味と酸味)がクセのないココナツフラワーに混ざってなせる技とみた。生地を薄くタルトのように焼く方が葡萄の甘みがより濃く感じられると思う。

以前 カンテロープケーキを作った時は ドイツのアップルケーキのように深めのクーグルホフ型を使い 切ったカンテロープの優しい甘みが生地の中で散らばるようにした。

ケーキの形状も味に影響するんだなあ。